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長中水族館紹介

2020年11月24日 17時06分
その他

長中水族館の玄関ホールの水槽には、現在、デバスズメダイ17匹とハタタテハゼ1匹が入っています。

 

青い魚がデバスズメダイで、赤い魚がハタタテハゼです。今日はそれぞれの特徴を簡単に紹介します。


デバスズメダイ(出歯雀鯛)

スズキ目・スズメダイ科・スズメダイ属
<形態>
全長約5cm。緑がかった淡いブルーで、光の当たり方によって、いろいろな青色に変わります。名前のデバ(出歯)は下顎の歯がでていることから。
<分布>
西太平洋。日本では奄美大島以南に分布する。
<生態>
浅いサンゴ礁に群れで生活する。群れで生活する性質のため、スズメダイとしては比較的縄張りを主張しないおだやかな性格である。


ハタタテハゼ

スズキ目・クロユリハゼ科・ハタタテハゼ属
<形態>
全長約7cm。特徴はやはり背びれで、名前の由来にもなっている。また、燃えるような綺麗な体色も魅力。
<分布>
日本にも普通に生息している。東アフリカからハワイ周辺、日本では和歌山県より南に分布。
<生態>
立派な背びれがあり、目もキリッとしていますが、おとなしい性格です。ただし、成魚は縄張り意識が強く、同種の混泳はさけること。